ケーキを焼くためのケーキ型は、パン型としても使えます。
ケーキ型を使ってパンを焼くと、横に広がることなく、形のきれいなパンを作ることができます。
パン型として使えるケーキ型とは? ケーキ型をパン型として使う方法、ケーキ型にパンがくっつかないようにする方法、ケーキ型をパン型としてを使ったレシピ、について動画ど画像で紹介します。
パン型として使えるケーキ型とは?
基本的には、オーブンに入れられるケーキ型(お菓子の型)であれば、パン型として使えます。シフォンケーキ型、パウンドケーキ型、ホールケーキ型など。
使えるか、使えないかは、最後の焼成時の200度前後のオーブンの熱に耐えられるかどうかを必ず確認してくださいね。
18センチのケーキ型をパン型としてカンパーニュを作る方法
①1次発酵を終えた生地を丸め直し、分割、ベンチタイム。発酵型に入れて2次発酵を行います。
②2次発酵後、クープを入れて
③ケーキ型にそ~と、くずれないように入れます。
④予熱したオーブンにケーキ型ごと入れて焼きます。焼きあがったら、軍手をし、早めに型から外します。
ケーキ型にパンがくっつかないようにする方法
焼き立てのパンはデリケートなため、型から外すときにパンが崩れてしぼんでしまうこともあります。くっつき防止のため、鍋には、クッキングシートを敷いておいたほうが失敗がありません。
ケーキ型にクッキングシートを敷く方法を紹介します。
①正方形になるようにカットしたクッキングシートを対角線で半分に折り、そのまた半分、また半分・・・を繰り返します。
②この写真ぐらい細くなるまで折ったら
③ケーキ型の真ん中に中心をおき、円の中心から半径より少し大きめのところでカットします。
④一度、ケーキ型の下に敷いてみて、はみ出した所をななめに切り込みを入れていきます。
⑤新たにクッキングシートを型の高さに2枚カットします(側面を一周ぐるっとめぐらせるため)
⑥写真のようにセッティングすれば完了。
ケーキ型を使ったレシピ
他のパン型と違って、パンを目的にケーキ型を買う人ってあまりいないと思うので、持っているサイズはバラバラのはず。
家庭で作るパンとして作りやすいのは、直径18センチ~22センチサイズです。持っているという方は、作ってみてくださいね。
- 18センチの鍋 → 約250gの粉
- 22センチの鍋 → 約375gの粉
で作れます。
また、パウンドケーキ型でもパンを焼くことができます。『パウンドケーキ型 パン レシピ』で検索すると色々なレシピがでてくるので、作ってみてくださいね。ケーキ型やパウンドケーキ型は、100均で紙製のものも売っています。紙製のものは、焼いてそのままラッピングしてプレゼントするとかわいいです。
【18cmケーキ型を使ったカマンベールチーズ入りカンパーニュレシピ】
強力粉・・・200g
全粒粉・・・50g
砂糖・・・・大さじ1.5
塩・・・・・小さじ2/3
インスタントドライイースト・・・小さじ1
バター・・・・・15g
水・・160cc(国産小麦の場合)~170cc(輸入小麦の場合)
一次発酵 35度で25分 二次発酵35度で25分
焼き時間 210度(ガス200度)で20分。
作り方は動画で
ケーキ型がなくても作れるのでは? と思いますが、ケーキ型があることで、横ではなく、上に伸び、形のよいカンパーニュができます。カンパーニュ以外でも、ちぎりパンなど、形の整ったパンを作るには、ケーキ型が便利です。
【ケーキ型を使ったパンレシピ】
■ブラックテフロンのパウンド型で焼く三つ編みレーズンブリオッシュレシピ【CUOCA】
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パン型の使い方