食卓を彩る鋳物ホーロー鍋はパン型としても使えます。
鍋を使ってパンを焼くと、おいしく焼ける他に、見た目がとってもかわいいというメリットがあります。ホームパーティなどで鍋ごとパンを出すと、テーブルが豪華になりますよ。
パン型として使える鍋とは?鍋をパン型として使う方法、無水鍋にパンがくっつかないようにする方法、鍋(バーミキュラ)をパン型としてを使ったレシピ、について動画ど画像で紹介します。
パン型として使える鍋とは?
基本的には、オーブンに入れられる鍋であれば、パン型として使えます。その中でも、鋳物ホーロー鍋で無水調理もできるものは、気密性と熱伝導率が高く、パン型としてもおすすめです。具体的には、バーミキュラとストウブ。そこまでの気密性はありませんが、ルクルーゼやシャスールでも使えます。
使えるか、使えないかは、最後の焼成時の200度前後のオーブンの熱に耐えられるかどうかを必ず確認してくださいね。
鍋をパン型として使う方法
①1次発酵を終えた生地を丸め直し、分割、ベンチタイム
②丸めなおして、鍋の真ん中に1コ。その周りに均等に5つの生地を並べる。
ラップではなく、蓋をして二次発酵させる。
③約2倍の大きさになったら、二次発酵終了。
④予熱したオーブンに蓋は外して、鍋ごと入れて焼く。焼きあがったら、軍手をし、早めに型から外す
鋳物ホーロー鍋にパンがくっつかないようにする方法
焼き立てのパンはデリケートなため、型から外すときにパンが崩れてしぼんでしまうこともあります。くっつき防止のため、鍋には、クッキングシートを敷いておいたほうが失敗がありません。
鋳物ホーロー鍋にクッキングシートを敷く方法を紹介します。
①型の上にクッキングシートを置いて、ガサっと中にいれてみる。
底の丸がわかるように手で跡をつける。
②写真の点線の部分をはさみでカットする。
③切り込みを入れた所で重ねられるところは重ね、型の中に敷く。高さが余ったらカット。
完成
鋳物ホーロー鍋(バーミキュラ)を使ったレシピ
他のパン型と違って、パンを目的に鋳物ホーロー鍋を買う人ってあまりいないと思うので、メーカーもサイズも色々あり、持っているサイズはバラバラのはず。
家庭で作るパンとして作りやすいのは、直径18センチ~22センチサイズです。持っているという方は、作ってみてくださいね。
- 18センチの鍋 → 250gの粉
- 22センチの鍋 → 375gの粉
で作れます。
【バーミキュラ22センチを使った食パンレシピ】
強力粉・・・345g
ライ麦粉・・・30g
砂糖・・・・大さじ3
塩・・・・・小さじ1
スキムミルク・・・大さじ1
インスタントドライイースト・・・小さじ1・1/2
バター・・・・・15g
野菜ジュース・・250cc(国産小麦の場合)~270cc(輸入小麦の場合)
一次発酵 35度で40分 二次発酵40度で30分
焼き時間 200度(ガス190度)で15分、さらに10度ずつさげて15分(計30分)焼く。
作り方は動画で
【鋳物ホーロー鍋を使ったレシピ】
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