京都市北区、大徳寺の近くにある、人気のパン屋さん『雨の日も風の日も』。
『雨の日も風の日も』とはどんなパン屋さんか、どんなパンが売っているのか、そのクチコミと店舗情報を紹介します。
雨の日も風の日も とは?
『雨の日も風の日も』は、京都市北区にあるパン屋さん。神戸や京都の有名ベーカリーやホテルで修業を積んだ小島秀文シェフが「毎日食べられる、自分にしかできないパンを作りたい」という想いで2011年にオープンしました。
京都のパン屋さんの中では、わりと店内は広くゆったりとしています。
お店の外の雰囲気と中がちょっと雰囲気がちがいます。外観は、花屋さん?というぐらいグリーンが並んでいますが、一歩中に入ると、今流行りのナチュラルな雰囲気。イートインコーナーの机と椅子は、昭和の小学校をイメージさせます。こどもから年配の方まで、幅広い世代のお客様が気軽に入れるようなお店を目指しているそう。
あんぱん、クリームパン、メロンパンといった昔ながらの日本の定番パンから、オリジナルのパンまで種類はたくさんあります。
昔ながらの菓子パンにひとアレンジ加えて出来上がるパンは、どこか懐かしいのに新しさに溢れている、ここでしか食べられないパンばかり。
ゆっくり発酵されて添加物を使わない。全粒粉など、身体に優しい素材を使っているのがポリシー。パンの具材やトッピングなどもできるだけお店で手作り。お手頃価格で提供するということにもこだわっています。
神戸や京都のホテルで研修、ルペンベーカーズで店長も努めたことがある、小島秀文シェフ。全日本カリフォルニアくるみ製菓パンコンテストグランプリなど数々のパンの大会で受賞経験があります。
アクセスはやや不便ですが、わざわざ足を運んで行く価値のあるパン屋さんです。
雨の日も風の日も のパン クチコミ
『雨の日も風の日も』という印象的な名前のパン屋さん。一度聞いたら忘れない名前です。名前の印象から、まるで宮澤賢治の『雨にもマケズ、風にもマケズ』を連想しました。
やはり、『雨にもマケズ』の世界観が、パンを作るパン職人としてのシェフの心意気と重なっているそう。ただ、激しい雨や厳しい風に負けない、というと少し肩に力が入り過ぎなので、穏やかな晴れの日もあれば、ゆるやかな雨、風の日もある、そういう日常を丸ごとひっくるめて、『雨の日も風の日も』という店名になったそうです。
とてもストイックで愚直なイメージがありましたが、一歩お店に入ると、ナチュラルで、親しみやすいパン屋さん。本当に名前の通りです。
「写真を撮らせてください」とお願いすると、「ちょっと待ってくださいね、今、キレイにします」とパンの並びを整えてくれたりととても親切。
コンテストで受賞したパンやテレビで紹介された人気パン、本日のおすすめパンなどは、ポップでわかり易く表示されているので、初めて行く人にも買いやすいです。
パンの価格はは150~200円ぐらい。とってもおいしいのにこの値段?! コストを上げないことにこだわりがあるのがよくわかるお財布にもやさしいコスパよしのパン屋さんです。
くるくるセイバリー 200円
くるみのパンの大会で優勝したというハード系のパン。外はカリっとかたいのですが、中はもちっとした生地でできています。
「むむっかたい・・」と思いながら噛んでいると、ベーコンのうまみが生地へとうつり、パン全体がコクのあるおいしさへとかわります。クルミは香ばしく、ローズマリーの爽やかなハーブの香りもぴったり。かめばかむほどにおいしくなって、こんなパン食べたことないと思った逸品。
上限の月
形も味も個性的♪ 三日月の形をしたパン。デニッシュ生地でできてていて、上にドライマンゴーのスライス、クッキー生地がかかってます。全体的にカリカリ。くるみがとても香ばしくて、カリコリっとした噛みごたえ、食感もいい。バナナの香りがするけど、しっとりしたバナナは入ってなくて、バナナチップスでも入っているの?と思われるようなカリポリ感。デニッシュ生地でくるみもたっぷり、胃もたれしそうなのに、軽いのがうれしい。
こちらもコンテスト受賞パンで、他では食べたことがない味と食感。このパンのレシピはこちらで公開されています→上弦の月くるみパンレシピ
カレーパン
コンテストで受賞したようなオリジナルパンもありますが、定番のカレーパンも人気です。
パン・オ・ル・ヴァン 360円
自家培養の天然酵母を使って長時間熟成発酵させたパン。北海道小麦を100%使用しています
しなやかぶどう
2010年カリフォルニはレーズン新商品開発コンテスト特別賞受賞。たっぷりのぶどうジュースを染み込ませたレーズンにクランベリー、ドライストロベリーを加えたパン。人気があります。
ショコラのオザモンド 190円
パン・オ・ショコラの中にアーモンドクリームが入ったパン
吟醸食パン 一斤290円
ホシノ天然酵母で2日かけて香りと旨味を引き立てた長時間熟成パン。乳製品をいっさい使っておらず、北海道産小麦100%使用。材料にこだわっています。
雨風食パン ハーフ斤で130円
湯種とホイップクリーム、さらにはちみつを加えた食パン。
クロワッサン 150円
100%バターを使用した自慢のパン。
クロワッサン オザモンド
たっぷりアーモンドクリームが入ったクロワッサン。ほんのりラム酒をきかせています。
定番ものも普通においしい上で、他では見たことがない、味わったことがないというパンが多く、京都に行くならぜひ食べてほしいパン屋さんです。土日のお昼頃に行きましたが、混雑もなく、ゆっくり選ぶことができました。
雨の日も風の日も店舗情報
雨の日も風の日もの店舗は大徳寺の近く、北大路通り沿いにあります。北大路駅から市バス205、206番で「建勲神社前」下車、徒歩2~3分。大通り沿いなので、お店はわかりやすいです。
北大路駅から歩くと2キロ弱なので、やや遠く感じますが歩けないこともありません。
入り口入ってすぐ右に、イートインコーナーが3席あります。レジでこちらで食べたいというと、パンをお皿に乗せてくれます。小さなこどもいすもあってかわいい。正面の道路に向かって食べるので、入り口から入ってくる人と目が合い、気になる方はいるかも。
京都のパン屋さんを紹介する雑誌が沢山置いてあります。
雨の日も風の日も | 雨の日も風の日も公式ページ http://www.ame-kaze.com/ FACEBOOK |
住所 | 京都市北区紫野東野町6 |
電話 | 075-432-7352 |
営業時間 | 8:00~19:00 |
定休日 | 火曜日 |
アクセス | 京都駅、又は北大路駅から市バス205、206番で「建勲神社前」下車 西に向かって徒歩2~3分 |
駐車場 | なし |
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